実録浮気調査:GPS尾行の成功例

GPSは今や探偵業界には無くてはならないアイテムです。

また、探偵のみならず一般の分野でも今やGPSは切っては切り離せないアイテムであるだけに、その効力を知っている人は大変多いでしょう。

それでは、探偵業界ではGPSがどの様に有効活用されているのか?

今回はその一例を実際の調査を踏まえてご紹介させて頂きます。

依頼内容

今回ご紹介させて頂く調査事例は関東圏にお住まいのBさん(女性:30代:会社員)

Bさんは最近旦那さんの浮気に大変困っており、なんとか浮気のしっぽをつかもうとご自分で浮気調査を行っていたようですが、何分専門的な知識も無く、浮気の証拠をつかんでやろうと焦りすぎた為に旦那さんに調査がバレてしまい、夫婦喧嘩に発展してしまいました。

しかし、それでもなんとか証拠をつかみたいBさんは探偵社に調査を依頼。

「バレても良いので浮気のしっぽをつかんで欲しい!」と相談員に訴えかけたのです。

依頼内容

今回のケースの場合、Bさんは「バレても構わない!」とおっしゃっていましたが、バレても構わない調査などありません。もしも調査がバレてしまえば、最悪現場の調査員が警察に逮捕されたり、Bさんが旦那さん(以下対象者と記す)に何らかのデメリットを加えられる可能性もあります。

しかし、対象者はBさんの浮気調査により既に警戒している状態であり、しばらく様子をみて対象者の警戒心が解けるのを待つことを探偵社側から提案しました。

ところが、Bさんの話によれば、すでに対象者は別居の準備を始めており、離婚の話も上がり始めているのだとか。それまでになんとか証拠を取りたいとBさんが必死で訴えた結果、担当相談員が折れて依頼を受諾したのです。

ですが、警戒心が高いことが予想される対象者の尾行は簡単ではありません。万が一の可能性を考えれば最低でも3~4人以上の調査員を現場に投入したい所でしたが、それだけの費用はBさんにありませんでした。

そこで、今回の調査はGPSをメインに行い、極力尾行を行わない方向で依頼者との協議を重ねたのです。

事前調査開始

この調査では、まずは依頼者にGPSを郵送する所から開始しました。

本来であれば、ご依頼者の許可があれば自宅(戸建て)に駐車された車に調査員が直にGPSを設置するのですが、車が常に車庫の中にあったり、状況的にGPSを設置することが出来ない場合には、ご依頼者にGPSを郵送し、ご自身の手で車にGPSを設置して頂きます。

その後、GPSのデータは探偵社側で監視を行い、まずは一週間分の行動データを集めることにしました。

その結果、対象者が乗った車が退勤後、付近の住宅街に駐車していた様子を確認。毎日という訳ではありませんが、週に3度、2時間程の滞在間があることを確認しました。

しかし、GPSには誤差があるため、住宅街のどの敷地に止められているのかは正確に分かりません。

そこで、次の週では退勤時刻から位置情報を15分おきに確認し、対象者の車が駐車されたことを確認したのち、車の駐車地点を正確に確認することにしました。

そして2週目の2日目、退勤時刻を過ぎて30分後の位置情報で車が例の不審位置に移動していることを確認、私達はすぐに現場に移動しました。

その結果、対象者の車は付近のアパートの敷地に駐車されている事を確認。

駐車スペースに書かれた部屋番号から、そのアパートの二階の一室の場所に止められている事を確認しました。

しかし、アパートなどでは空いているスペースを来賓者用の駐車スペースと使用しても文句を言われる事も少なくありません。

そこで、しばらく周辺に車を止め、私ともう一名の調査員とで目的のアパートを確認することにしました。

すると2時間後、2階の一室のドアが開くと、そこから対象者が出てくる姿を確認しました。

その様子から、中から女性と思わしき人物が手を振っている姿を確認しましたが、その用紙を確認するに至りませんでした。

そこで翌日の朝、部屋から外出する女性の姿を確認するための調査を行いました。

その調査の結果、部屋から出てきた女性は30代であり、出勤する様子を確認。しかも勤務先は対象者と同じ会社だったのです。

本調査開始

事前調査の結果を踏まえ、本調査の計画は次の用に決定しました。

まず、調査員1名が勤務先で待機し、勤務先から出てくる浮気相手と対象者の姿を確認。残る1名は浮気相手の自宅付近に待機し、両者が部屋に入る様子を撮影することにしました。

そして本番、先に勤務先から出てきたのは浮気相手の女性でした。

「二対(浮気相手)が勤務先から出てそちらに移動」

「了解しました」

この連絡を受けてカメラを構いていると、自宅に帰宅する浮気相手を通りの無効に確認。歩いてやってきた浮気相手はそのまま部屋に入りました。

続いて無線から連絡が

「対象者を確認、車に乗って発進」

「了解、方向はどちらですか?」

「今発進……方向は…そちらです」

そしてカメラを構えていると、予定通り対象者の車がやってきてアパートの敷地に駐車し、浮気相手の居る室内へと消えていきました。

調査結果

この調査の結果、私達は対象者の不貞行為を確認。浮気相手の勤務先と住所についても知ることが出来ました。

なお、この調査結果を伝えた所、Bさんも知っている人物であった為、すぐに三者による話し合いの場が設けられる事になったようです。

まとめ

この様に、警戒している対象者をより安全に調査するためにはGPSは欠かせない存在となっています。また、調査に掛ける人件費も抑えるためにも大変活用できます。

しかし、GPSの設置には法律の問題や設置場所の問題などもあり、ご依頼者自身の手で設置してもらう機会も少なくありません。その場合は探偵社の指示のもと細心の注意を図り、旦那さんや奥さんに発見されないように設置してください。

また、GPSを設置して調査を行う際にはバッテリー交換が必要になる場合があります。

その時は探偵社がバッテリーを交換するのは、それとも自分でバッテリーを交換するのか事前に打ち合わせを行った方が良いでしょう。

本当に便利なアイテムですし、探偵業界ではGPSのレンタルのみで生計を立てている業者も居る位大活躍です。調査を依頼する時にはぜひ使用を考えてみてください。