世の中には浮気に対して厳しい人だけではありません。
中には、どんなに酷い浮気者でも、最後には許してしまう人もいるのです。
それでは、なぜ彼らは浮気を許すことが出来るのか?
今回はこの問題について詳しく迫ってみたいと思います。
愛情ゆえに許す人
浮気について激怒しても、最終的には許してくれる人は、やはり浮気をしている人が多いのかもしれません。
好きだからこそ怒る
浮気をされて激怒する量は、その人物に対する愛情の量に比例しています。
愛情が深ければ深いほど嫉妬をしてしまうのは当然のこと。それゆえに、激しい口論になったり、とんでもない行動に出て、時には警察沙汰になってしまうこともあります。
ただ、それも結局は愛情の裏返しにすぎません。浮気によって激しく怒られるということは、それだけ愛されているということ。怒られるだけマシだという考え方も出来ます。
ある程度怒ったら、結局は許す
愛情が深い人は、激怒したあと、結局は相手の浮気を許します。
浮気を許すのは、結局は怒りよりも愛情が勝った結果です。本人は相当の葛藤があったと思いますが、その葛藤を乗り越えて相手を許すという判断に至れたのなら、相手への思いは本物とみて良いでしょう。
しかし、浮気をされた側は許されたからといって甘くみてはいけません。結局、浮気を許してくれたのは相手からの愛情のおかげ。その愛情を感じられなければ、きっとまた同じことをしてしまうでしょう。
そもそも愛情が薄い人
浮気をされても許してしまう人の中には、そもそもパートナーに対する愛情が薄い人も多いです。
特に結婚して子供が出来たばかりの夫婦や、熟年夫婦に多いかもしれません。
夫への愛情が無い場合
女性が旦那さんへの愛情を失うのは、結婚して子供が出来た後に増えるとも言われています。
女性は子供が出来ると、自分の愛情の多くを子供に注がなくてはなりません。そのため、どうしても旦那さんに与える愛情が減ってしまいます。
また、子育てに必死になった女性は、すでに妻ではなく母親に代わっています。旦那さんへの愛情は当然減り、浮気をされても特に精神的ダメージを負わない人も多いです。
奥さんへの愛情が無い場合
奥さんへの愛情が無い男性は、すでに奥さんに飽きてしまっている可能性があります。
結婚当初は女性として見れた奥さんも、母親になるうちに女性として見れなくなり、男性の愛情は次第に薄れていく傾向にあります。
また、結婚の仕方によっても男性が奥さんへの愛情が減る速度が速まることがあります。
特に最近は婚活パーティーなどで知り合い、付き合った当初から結婚前提でスピード婚をしてしまう場合に多く見られます。
浮気をされると愛情が蘇る?
結婚生活も長くなれば、パートナーへの愛情は次第に減っていくものです。
しかし、こと浮気問題が持ち上がると、突然パートナーへの執着心がよみがえり、浮気をされたことに激怒する人もいます。
実は、浮気には夫婦関係を破壊する危険性もあれば、互いの愛情を再確認する効果もあります。
特に結婚して仮面夫婦状態になっているなら、浮気問題を上手く解決することにより、再び円満な家庭を取り戻すこともできます。
しかし、そんな強かな発想のもと浮気をするは辞めましょう。相手がもし夫婦関係を改善するつもりが無ければ、一気に離婚へと突き進みます。
自分も浮気をしている
浮気をしたのに、相手がそれほど浮気について責めることが無ければ、もしかしたらそれは浮気を隠している証拠かもしれません。
浮気をされている復讐
夫婦が双方に浮気をしているケースは珍しくはありませんが、その多くはパートナーの浮気に対する復讐です。
世の中には、浮気に気が付いた途端に配偶者を責める人と、全てを自己完結してしまい、浮気について見てみぬ振りをする人がいます。この中で、浮気の復讐に走りやすいのが、自己完結ですませる後者です。
浮気について知っているが、それについて責めることが出来ない人は、自分の中でかかえた葛藤や心の傷をいやすために浮気をはじめます。ただ、自分が浮気をしていることをほのめかす人は多くありません。結局は自分も配偶者を裏切ることにより、自己満足を得たいだけなのです。
初めから浮気をしていた
浮気の始まりは夫婦関係のが冷え始める所からスタートします。
そのため、夫婦のいずれも浮気に走る原因をもっている以上、自分が浮気をするよりも早く、相手が浮気をしていても不思議ではありません。
先に浮気に走る人は、もともとパートナーに対する愛情が冷めてしまっています。しかし、相手も浮気をしていたと知ると、少しは愛情がよみがえり、嫉妬を覚えるかもしれませんね。
ただ、本当に愛情が覚めてしまっていると、パートナーが浮気をしてくれたことを快く思うかもしれません。また、罪悪感を自分一人で抱えなくて良いため、安心すら覚える可能性もあります。
そもそも別れたかった
日本で発生する離婚自由の大半を占めるのは、浮気ではなく、夫婦の性格の不一致です。
そのため、もともと相手の性格を気に入らなかった相手が、浮気をきっかけに一気に離婚に持ち込もうとする場合もあります。
内心はそれほど傷ついていないが……
配偶者への不満がつのり、離婚をしたいと考えていた人の場合、浮気を知った時には驚くほど激怒します。
しかし、その怒りの半分程度は演技。相手に怒りを示すことで、そのまま勢いを付けて離婚を有利に進めようと考えているに過ぎません。
仮病を使う人も
離婚をしたいと思った時、強か人間は浮気を受けたショックを利用して精神疾患に掛かったふりをする人もいます。
残念なことですが、精神疾患を偽ることは意外なほど簡単です。精神疾患になるであろう状況さえ揃っていれば、それが原因で眠れなくなったり、うつ病になったふりさえすれば、あっという間に診断書が手に入ります。
本来、そんな真似をするべきではありませんが、精神疾患は患者からの聞き取りでしか診察できません。交通事故で発生するムチ打ち申告に偽りが多いのと同じく、状況を有利に運ぶために良く使われる手なのです。
浮気をゆるす理由は世知辛い
愛情ゆえに浮気を許す人が沢山いれば良いのですが、世の中は驚くほど冷たい理由で浮気を許す人が大半です。
また、生活費や子供のことを考えて、仕方なく浮気を許すひとも多いはず。
自分の配偶者や子供を傷つけて許されたとしても、その傷は一生残るかもしれません。浮気はやらないに越したことは無いのです。
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