浮気をされたとしても、その報復をするのは望ましくありません。
しかし、どうしても報復しなくては我慢が出来ないし、もう傷害沙汰になってもかまわない!とまで思いつめてしまう人もいるかもしれません。
そんな方にお勧めなのが、『プチ報復』という方法。
出来る限り平和的な方法をご案内します。
友人に相談
まずは自分の友人や知人に相談するようにしてみましょう。そして、浮気をされたのだが一体どうしたら良いのかといった具合に相談を持ちかけます。
そうすると一体何が起きるのか?そう、友人から知人、またはその友人や知人にまで浮気の事実が知れ渡って行き、彼氏や彼女の信用はガタ落ちになり、恐らく新たなパートナーは今の交友関係では作れなくなるのでしょう。
もしも、これを『浮気をしているって言いふらしてやる!』といって言いふらした場合、それはプライバシーの侵害や名誉毀損に当たる可能性があるので、あまりやらない方が良いでしょう。
また、今後も夫婦関係を続けていくつもりの方にもお勧めはしません。夫が浮気していた事で、結局はその夫婦の価値そのものを下げてしまうからです。
誓約書を書かせてプレゼントを買わせる
慰謝料を請求するつもりなら法廷闘争に持ち込むのも良いですが、そこまでのつもりが無い場合、示談において相手に慰謝料代わりのプレゼントを渡させるのも手です。
この時は出来る限り高いものをおねだりした方が良いでしょう。直接現金をもらっても、結局はパートナー同士のお金は共同財産なので、後で離婚した時に分割されてしまいます。
しかし物である場合、例え共同財産でも所有権の有無が発生しますから、配偶者から貴方に対してプレゼントした物は離婚後も貴方のものとなりやすいです。
ただ、相手に必ず約束を守らせる意味も込めて、示談でも必ず書面にサインをさせ『浮気をした償いとしてプレゼントを買うことを約束した』という証拠を残しておくと良いです。
これがあれば、後に別れたとしても、そのプレゼントは貴方のものであるという証拠になります。
そう考えれば、浮気をされてイライラしていた人でも、次第に頭の中で買ってもらいたいものが浮かんでくるはず。暴力に訴えて浮気の報復をするよりも、お金やプレゼントで解決してもらったほうがよほど平和的です。
謝罪させる
謝罪の強要は違法となりますが、それもやりすぎなければ大丈夫ですし、無関係の相手に謝罪を頼まなければ問題ありません。
そこで謝罪をさせる相手として、自分の両親や兄弟などを選ぶと良いでしょう。
自分の肉親は何があっても貴方の見方ですから、浮気をされた事を告げれば、必ず貴方のパートナーに対して強い姿勢を取ってくれます。
また、貴方のパートナーにしても、貴方の両親は最も恐ろしい存在なはず。浮気をしたらまっさきに両親に相談して、パートナーを懲らしめてもらいましょう。
ただ、肉親でも親戚までいくと、その相手が浮気問題に対してほぼ無関係の相手と見なされるため、本人の自発的な意思なく謝罪をさせようとすると、これも謝罪の強要に当たる場合があります。
ともかく、謝罪をさせるにしても強引は手法は望ましくありません。出来る限り、相手に自発的に謝るようにさせましょう。
大切なものを捨ててもらう
浮気の腹いせに本人を攻撃してしまうのは良くありませんが、代わりに相手にとって大切なものを壊させてもらうのも良いでしょう。
ちなみに、結婚している人間ならば、妻が夫のものを壊したとしても器物破損に問われる事はありません(前述の夫婦の共有財産であるため)が、恋愛関係にあるカップルの場合は、勝手に物を壊した場合には器物破損の罪に問われる可能性があります。
そのため、勝手にものを壊したりするのはいけません。必ず相手に確認を取り、相手の合意を得て壊さなくてはなりません。
この時も、後で『勝手に壊したんだ!』と嘘をついて器物破損を訴えられないように、簡単な同意書を作ってそこにサインさせるのも良いでしょう。
ただ、警察は基本的に民事不介入ですので、痴情のもつれで物が壊れたとしても、起訴を受け付けない事が多いです。(損害賠償は別です)
お小遣いを減らす
お小遣いを減らす事によって、軽い制裁行為を行ってみましょう。
国と国との関係でも、国際条約に違反した国には輸出入品などの規制措置がとられたりしますが、これは家庭無いでもまったく同じ。夫や妻への輸出入品(おこづかい)を減らすことで、配偶者を困らせてあげてください。
この措置はかなり効果があるもので、月に3万円のお小遣いが2万円に減っただけでも、人は大きなストレスを感じずにはいられません。
普段は食べれたラーメンを食べれず、カップラーメンで昼食を我慢する日々が続けば、さすがに相手も折れ、貴方に謝罪してなんとかお小遣いアップを願ってくるでしょう。
携帯電話に浮気防止アプリを入れる
GPSで現在地を知れるアプリなどをパートナーの携帯電話に入れ、その行動を逐一監視できるようにしましょう。
ただ、これも合意のもとで行わなければなりませんから、絶対に勝手にスマートフォンにアプリをインストールしてはなりません。
それに、勝手に隠れてGPSアプリをインストールしても、相手はGPSが仕込まれていることを知らないのですから、心理的プレッシャーは0。まったく報復になっていません。
まとめ
報復は復讐は大変むなしい事ですが、たまった怒りはどうにか発散しなければ、いずれ大爆発を起こしてしまうものですし、それは夫婦関係や恋愛関係を維持する上でも必ず行わなければならない事です。
ただし、別のページでも述べている通り、報復や復讐にはやって良い事とやってはいけない事があります。
その辺りの線引きが一切できそうもないのであれば、まずは別の方法で怒りを発散させ、一旦頭を冷静にさせる努力が必要です。
そのあと、少しでも状況を冷静に判断できるようになったら、あとは最良の方法でプチ報復を行うだけ。
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