浮気をされたリベンジ浮気は厳禁!復讐がもたらすデメリットとメリット

浮気調査の現場では、時折対象者が事前に雇っていた別の探偵社の人間と出会うことがあります。

これは通称「ブッキング」と言われる現象。このトラブルが起きた場合には、なるべく早い段階で現場から撤収し、今後の調査計画を見直すためにも、すぐに依頼者と協議に入らなくてはなりません。

なぜなら、ブッキングが起きる一番の原因は、依頼者自身も浮気をしているから。事実については話したがらない依頼者も多いですが、真実を話してくれる依頼者の口からは、大抵自分自身も浮気をしている事実が漏れ出してきます。

確かに、そんな事をしてしまう気持ちも分からなくはありません。

世界最古の法律とも言われるイスラム教の教典「ハンブラビ法典」においても「目には目を、歯には歯を」という言葉がある通り、人が他人から受けた精神的な損傷を癒すためには、同じ行動をやり返すしか無いのです。

ですが、探偵社に浮気調査を依頼するのであれば、リベンジ浮気は何もメリットは生まれず、むしろデメリットだらけ。復讐をしたつもりが、そのせいで余りにも大きな代償を払うこともあるのです。

そこで、今回は浮気調査とリベンジ浮気の関係について詳しく解説させて頂きますので、現在リベンジ浮気中の人は、自分の人生を棒に振らないためにも是非ご一読ください。

 

リベンジ浮気が調査に及ぼす影響

リベンジ浮気をしながら、もしくは以来直前まで浮気をしていた人間が浮気調査を依頼した場合、その調査の成功率は著しく低下します。

 

対象者が依頼者の動向を探りたがる

依頼者、対象者とともに浮気をしている場合、その関係はすでに破綻しており、お互いに常に離婚を意識していることが多いです。

こんな状況だと、対象者も依頼者の浮気の証拠を手に入れることにより、自分の浮気の事実との相殺を狙うことが多いです。

もちろん、相殺はできますが、相手側から一方的に慰謝料請求を行えることはありません。依頼者サイドはそれよりも早く浮気の証拠を掴んでいますし、婚姻関係が破綻した理由はどう見ても対象者が原因です。

しかし、それでも多額の慰謝料を取られたり、財産分与をされるよりもマシというもの。

依頼者の浮気に少しでも気が付いたなら、すぐに探偵を頼み、浮気調査を行ってくるに違いありません。

 

調査妨害をされる

リベンジ浮気の事実を確認するため探偵を雇った対象者は、浮気の事実の前に、必ずこちらが探偵社を雇って自分を調査しようとしている事実を知ることになるでしょう。

こうなってしまうと、その後に行う調査はもはや泥仕合と言って良いでしょう。

浮気調査を入れる日や、頼んだ探偵社、そして今後の調査計画など、ありとあらゆる情報が対象者の元に流れはじめ、何度調査をやっても証拠を手に入れられない可能性があります。

また、私個人の経験では、リベンジ浮気をしていた依頼者の部屋に盗聴器が仕掛けられていた事件がありました。

むろん、こんな事をしたのは探偵ではありません。そんな事をしたら、営業許可はすぐに取り消されてしまいますからね。

この盗聴器を仕掛けたのは、調査の事実をしった対象者でした。盗聴器の存在に気が付いたのは依頼者で、対象者のバッグの中から盗聴器のレシーバー(無線機)を発見したのが切っ掛けでした。

本当に恐ろしい事件でしたが、これも浮気の発覚を防ぐためなら、人は何でもやれてしまう証拠でしょう。

 

調査費用が無駄になる

リベンジ浮気をしながら調査を行うと、以上の様な理由によって調査が失敗しやすくなりますが、その結果、調査費用がすべて無駄になる可能性があります。

成功報酬制度での依頼なら着手金のみの支払いで済みますが、もしも時間制料金で依頼をしていた場合、調査費用の全てが泡と消えてしまう恐れがあります。

料金の無駄を発生させたくなければ、以来前にリベンジ浮気を中止するか、リベンジ浮気の事実を探偵社に素直に相談し、対策を取ってもらうようにしましょう。

 

浮気調査終了後に及ぼす影響

リベンジ浮気をしていながら調査を依頼し、その後無事に調査が終了したとしても油断は厳禁。思わぬ所でリベンジ浮気の影響が出てくるはずです。

 

相手にも浮気の証拠を握られ、リベンジのリベンジをされる

こちらが浮気の証拠を掴んだ直後、もしかしたら相手もあなたの浮気の証拠を掴んでいるかもしれません。

その結果、慰謝料の請求が行えず、最悪離婚請求すら行えない可能性もあります。

また、過去にはリベンジ浮気の事実を掴まれた依頼者の元に手紙を届き、その中に脅迫めいた文章と、浮気現場を押さえた写真が数点入っていた事がありました。

この事件の事実は未だ解っていませんが、おそらく対象者が、依頼した探偵社より送られてきた報告書か写真を悪用したのでしょう。本当に恐ろしいこともあるものです。

 

子供への悪影響

自分の両親の片親が浮気をしていても、残された一方が居ればまだ良いですが、それでもお子さんに対する悪影響は存在します。

それが両親が二人とも浮気をしていたと知れば、子供への悪影響は相当大きなものになるでしょう。子供が大きくなっていればダメージも少ないでしょうが、小さいお子さんがいる家庭では、決して自分勝手なリベンジ浮気をしないでください。

 

まとめ

リベンジ浮気を行うことで唯一得られるメリットは、自分の自尊心を取り戻すこと、そして、復讐という名目で自分の浮気心を満たせる2点でしょう。

このメリットを見ても、やはりあまり良いものに見えませんね。むしろ、単純な浮気心をで浮気をする人間よりも精神衛生上の不健全さが際立っており、リベンジ浮気をしている方のその後を心配してしまいます。

結局、人は本質的に「目には目を、歯に歯を」の精神を受け入れやすく出来ていますが、それもまた醜い欲望の一つでしかなく、争い事の火をさらに大きくする結果しか生まないのでしょう。

だからこそ、今リベンジ浮気をしていたり、浮気を考えている人は一度立ち止まってよく考える必要があります。

そして、この日本では復讐をせずとも、お金でも問題を解決できる「慰謝料請求権」という便利な制度があります。どうせ復讐をするなら、自分が得をして、なおかつ未来への展望を得られる様なリベンジを心がけてください。