パートナーに浮気をされれば、誰もが心を痛めてしまいます。
しかし、この問題を解決するためには、厳しい現実に立ち向かい、辛さを乗り越える姿勢が大切になっていきます。
特に夫婦関係を修復し、もう一度やりなおすつもりであれば、離婚よりも大変な障害を乗り越えなければなりません。
ただ、浮気をされた時はとても冷静に何かを考えている余裕が無いので、前もって以下の項目を読み、今後何が必要になるのかを確認しておきましょう。
まずはクールダウン
浮気が発覚した後、愛している人間であればあるほど混乱し、激しい怒りや憎悪、または悲しみなどが一気に溢れだして来てしまうでしょう。
しかし、ここはいったん冷静になりましょう。
実は浮気問題の解決で一番失敗してしまうのが、浮気の事実が発覚した瞬間。この時に激情に駆られて行動してしまったがため、警察の御用となり、その後の人生を刑務所で過ごすはめになった人間も少なくありません。
ただ、浮気をされた際の感情の高ぶりは、人間の持つ興奮の中でも最も激しいぶるいに入るかもしれません。
誰かが殺された訳でもないのに「絶対に殺してやる!」と叫びながら、素手で浮気相手の家の玄関ドアを破壊してしまうような人も居るぐらいです。
それぐらい、浮気を知ってしまった時は、人は通常の状態で入れる事はありません。特に男性は浮気が発覚した段階で強い攻撃性を発揮するので、すぐにリラックスを心がけてください。
事実かどうか本人に確認
浮気が判明したといっても、それが事実かどうか、まだ解らない事に気が付くはずです。
例えば、携帯電話で異性とのあやしい文章があったとしても、実際に会ったことはなく、浮気未遂である可能性もあります。
また、別の異性とこっそり会っていたとしても、ただ悩み相談を受けていたり、2人きりで会っていた訳ではないケースもあります。
この様な状況で、相手に対して『浮気をしているでしょう!』と、がなり立てても意味をありません。
浮気の事実がまったく無く、こちらの勘違いであれば、反対に相手から信用されないことに相手が腹を立てる事もあるでしょう。
そこで、まずは相手に対して「すごく不安なんだけれど」と、浮気の事実があるのかどうか問いかけてみましょう。
問いかける際のポイントは、「浮気をしているでしょ!」と相手を攻撃するのではなく、「なぜ私を不安にさせるの?」と問いかけるのがポイント。
浮気をしてないのに、浮気について一方的に攻めてしまってはただの言い掛かりですが、浮気を疑わせるような行動を取らないでほしい!という意味を込めて問いただせば角が立ちません。
ただ、明らかに浮気の疑いがあるにも関わらず、浮気について認めない人間に対しては、少し考えて行動しなければなりません。
そのままスルーする
浮気の疑いがあったとしても、そのまま深く探りをいれず、そのままにしておくのも選択肢の一つです。
この選択がもたらすメリットは、夫婦関係の急激な悪化を避けれることです。浮気について探りを入れさえしなければ、相手もそのまま夫婦関係を維持して行く可能性が高いでしょう。
ただ、この方法を取れるのは、もはやパートナーに対して愛情や関心を無くして居る人間だけ。そうでなければ、日々感じ取るストレスのせいで、とてもまともな精神状態では居られないでしょう。
ですが、多くの夫婦は配偶者が浮気をしていたとしたら、とても浮気をそのまま放置していられないでしょう。
自白を迫る
浮気について認めない場合、次に人が行うのが浮気の自白を相手に迫る行動です。
警察も取り調べに関する規制が厳しくなる前は、犯罪者と疑わしき人間が居れば、地道な捜査で手間と時間を割くよりも、手っ取り早く自白を促すことで事件を解決しようとする人間が居ましたが、これは浮気についても同じ事。
地道な浮気調査をするよりも、相手から浮気の自白を求めた方が、手間も時間も掛らないというものです。
また、浮気調査を行う事によって関係が壊れることを望まない方は、出来るだけ自白を求める形で問いただした方が、後の関係修復が楽になります。
この時、自白の強要と思われる暴力的な行為や脅迫などをしてしまうと、得られた自白が法的には無意味な証拠となってしまいます。
ただ、現実問題として何かしらプレッシャーを掛けなくては、とても浮気の自白を求めることが出来ないので、言葉選びには十分気を付けてください。
友人や両親に相談
自分の夫や妻が浮気をしていた事は恥ですが、浮気問題を上手く解決するためには、誰かに相談することも必要かもしれません。
ただ、問題が問題であるだけに、誰かに噂を流してしまう様な人間に相談するのは良くありません。信用で出来る人間。それも、親身に話を聞いてくれる人間が必要でしょう。
その相手としてふさわしいのは、家族や親友などが良いですが、プロである浮気カウンセラーに相談し、問題解決への的確なアドバイスを貰うのも良いかもしれません。
浮気調査の実施
自白の強要も求められず、浮気に対する怒りや不信感が治まらないなら、あとは浮気調査を行うしかありません。
浮気調査は自分で行う事も出来ますが、相手が浮気の事実をひた隠しにしている様なら、探偵社への依頼もやむを得ないでしょう。
ちなみ、探偵社への浮気調査の依頼料金の相場はおよそ2~30万円。
この予算が準備出来る状態であれば、探偵社への依頼を行っても良いでしょう。
ただ、予算の準備が難しい場合には、出来る限り自分で調査を行うなどして、経費の節約に努めるようにしてください。
夫婦でカウンセリングを受ける
浮気の証拠を手に入れたのち、もしも相手が了承するのであれば、夫婦ともに浮気問題を解決するためのカウンセリングを行うことも必要なのかもしれません。
カウンセリングでは、浮気問題解決のための様々なアドバイスを受けながら、夫婦一緒に問題を乗り越えていきます。
最近欧米では浮気問題の解決のために心理カウンセラーを雇う人も増えてきていますが、日本ではまだカウンセリングに抵抗感を示す人間も多いです。
しかし、夫婦の問題をそろって誰かに聞いてもらえる事などそうはありませんので、一度試してみると良いでしょう。
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