実録!尾行が最も難しい高速道路のデットヒート不倫浮気調査

みなさんは、尾行の中で最も難しい瞬間はいつだと思いますか?電車に乗った時、またはタクシーに乗った時、それとも渋滞にはまった時でしょうか。

その瞬間とは、対象者が高速道路にのってスピードを出した瞬間です。

こうした事は実際に長年尾行を行ってきた人間にしか解らない事なのですが、尾行を長年行ってきた人間にとっては、その瞬間は調査を中止するか、そのまま続行するかという大変シビアな判断が求められる時間となるのです。

相談

無料相談の電話窓口を使って浮気調査の依頼をしてきたのは28歳の女性でした。

仕事は運送会社の事務員で、同じ会社に勤める夫の浮気調査についての相談でした。

ただ、その尾行には一つ問題があり、過去に別の探偵社が行ったものの『調査することが出来ない』として、途中で料金を返金されてしまった経緯があったのです。

依頼内容

別の探偵社が調査を投げ出した原因は、対象者の所有する車にありました。

対象者は昔から大の車好きで、それが高じて運送会社に勤め始めたのですが、若いころから峠道やサーキットを走りまわる、所謂『走り屋』であること。

そして、対象者が所有する車が400馬力を超えるレース使用の車であり、1人で運転する時には法廷速度を無視しての危険走行が当たり前だったのです。

特に、この男性が好んで走行するのは深夜の首都高。こんな場所で時速200キロ近くの速度で走行した後、浮気相手に会いに行く様子を尾行するのを追跡するのは不可能だったのです。

そこで、以前頼んだ探偵社は一度尾行で失敗したあと、車にGPS発信機を設置しようと試みたのですが、この男性は日常的に車を点検することが解り断念したそうです。

調査開始

一見、もはや調査が不可能かと思われるこの事案でしたが、私たちはある作戦に掛けることで依頼者と合意し、危険な賭けにでることにしました。

調査日当日、私達は調査車両4台を現場周辺で待機させて対象者を待っていると、付近に大音響の排気音が成りひき、対象者の自宅のシャッターが開きはじめます。

出てきたのは、情報通りの黒い日産GTR-34。爆音を響かせながら黒光りするボディーが宇動き出し、私達も距離を置いて後に続きます。

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そして車は予想通り近くのインターチェンジに突入。首都高に乗ったとたん一気に速度を上げ始めました。

そこで、私達の最も後方に付けていた車に無線を入れます。

その合図と共に、私達の後方から激しい排気音と共に、一代の白いBMWが黒いGTRを追って掛け抜けていきました。

そう、これが今回の私達が取った作戦。あえて高速で走る目立つ車を後ろに付けることで、尾行者ではなく走り屋だと意識させ、相手の目的地までの間をひたすらに追いすがるというものでした。

ただ、運転手には特に運転に自信のある人間を配置し、車も高馬力のものを使用しましたが、とても対象者のドライビングテクニックと車の性能に勝るわけではなく、離されたら終わりのギャンブルなのです。

調査結果

この作戦の結果、なんとか調査員は対象者の車に追いすがり、降りたインターチェンジを確認。そこからBMWを離脱させ、通常の尾行車両に切り替えて調査を行った結果、浮気相手の自宅に入る瞬間を撮影する事に成功しました。

このように、例え不可能と思われる調査でも、頭と腕を使って可能にするのが探偵の腕のみせどころです。

例え、依頼者が『きっと出来るわけが無い』と思っているものでも、多くの調査を経験している探偵社に相談すれば、きっと妙案が浮かぶかもしれません。また、それが依頼につながらずとも、親切な相談員ならば的確なアドバイスで依頼者の窮地を救う事ができるかもしれません。

一人で悩まず、まずはプロに話を聞いてもらい、自体の解決を図りましょう。