実録浮気調査:DV男の浮気現場を押さえて離婚をしろ!

浮気調査によって得られるのは浮気の証拠ですが、その証拠の使い方は人によって大きく異なります。

その中でも、どうしても配偶者と離婚したい場の切り札として浮気調査を依頼する人は、浮気はしていても、本当に離婚した理由は別にある事が多いのです。

相談内容

今回ご紹介するケースの主人公であり依頼者は札幌市に在住のKさん(27歳・専業主婦)

この方ははじめ『夫が浮気をしているから』として浮気調査の相談をしていたのですが、いざ面談となり、対象者の詳しい情報を提供してもらう段階になって、KさんがDV被害者である事が判明したのです。

依頼内容

依頼者の話を整理してみると、どうやら以下の様な理由で探偵社に浮気調査を依頼しようと考えたようでした。

隠されたDV被害

Kさんが夫からDV被害を受けはじめたのは結婚して子供が出来た頃からでした。

初めは暴力らしい暴力は何も無かったのですが、次第にKさんに対して言葉による暴力(モラル・ハラスメント)を働く様になってきたのです。

その頃はまだストレスが溜まっているだけだろうと思ってロクに相手をしていませんでしたが、Kさんに対して日常的に暴力を振るう様になってきたのです。

さらに暴走はエスカレートし、今度は別の女性と浮気をしているのが発覚。

これに対してKさんが文句を言うと、それだけで手を挙げられたそうです。

そこで、Kさんはついに離婚を決意したのですが、DV被害を訴えて離婚をすると何をされるか解らないと恐ろしくなってしまいまいた。

しかし、浮気を原因に離婚をすれば夫からの報復も避けられるはずと思い、探偵社に以来しに来たのです。

DVの証拠

今回の依頼は浮気調査がメインでした、直接被害者本人からDV被害の訴えを聞いた以上、それをそのまま放置してはいけません。

そこで依頼者にDV被害の証拠の収集も進めましたが、やはり夫からの報復が恐ろしく訴え出る事が出来ないと、探偵社側の提案を断りました。

また、過去には1度DV被害の訴えを警察にしたようですが、警察が来る前に『もしも本当の事を言ったら殺す』とKさんを脅しました。

そこへやってきた警察官には夫婦喧嘩がエスカレートしただけと説明。

それ以来、Kさんは夫に暴力を振るわれても警察に通報できなくなってしまったようです。

浮気の証拠

DV被害のために離婚を一度は断念したKさんですが、その後夫が浮気をしている事を発見します。

暴力に加えて浮気までされ、Kさんは精神的にかなり追い込まれはしたものの、この浮気を使って離婚請求をする事を思いついたのです。

これならば、夫も離婚に納得してくれるはずだと思い自分で調べてみると、どうやら夫は毎週水曜日の夜に浮気相手と会っているらしく、その浮気相手は職場の同僚である疑いが濃厚になりました。

しかし、離婚請求が出来るだけの証拠を手に入れるような浮気調査を自分で行うことは危険なため、探偵社への依頼に至ったわけです。

調査開始

今回の調査の目的は、あくまで離婚請求が行えるだけの証拠を徹底的に集める事。

しかし、Kさんは予算が少なかったため、調査を行えるのは一日限り。投入する調査員も2名が限界でした。

しかし、Kさんは夫の行動を普段から観察していたため、調査日は問題の水曜日の夜に設定し、確実に証拠を押さえる事が出来そうでした。

調査開始時刻は夕方の6時30分。

対象者である夫は公務員の男性で、その日は残業の予定もありません。

ところが、調査開始時刻を過ぎても対象者は現れず、そのまま1時間が経過。

調査員の数が足りず、現場の出入り口を全て押さえられなかったため、まさか裏口から対象者が出て行ってしまったのか?と調査員の間に焦りが見え始めた頃、ようやく従業員用の出入り口から対象者が姿を現しました。

そして対象者はそのまま駐車場に向かい、車に乗り込んで発進。そのまま自宅とは反対の方向へと車を走らせました。

そして到着したのが一軒の居酒屋。

恐らく運転代行でも頼むつもりなのか、そのまま居酒屋の中へと入っていきました。

すると、店員に案内された個室の中には1人の女性が待っているではありませんか。

二人はそのまま個室の中に入ってしまいましたが、隣の個室を調査員2名で抑え、対象者達の会話を録音しました。

その結果、職場での話の中で、共通の同僚や上司と思われる人物の話が出た事から、依頼者の予想通り、浮気相手の女性は職場の同僚である線が濃厚となったのです。

そして居酒屋から2名が出ると、対象者は助手席に乗り込み、浮気相手が車を運転。そのまま浮気相手の家へと向かって行ったのです。

そしてそのまま一夜を過ごして、対象者は朝帰り。浮気相手に玄関から見送られキスをした場面までも写真で納める事に成功しました。

調査結果

今回の調査の結果、夫と離婚をするには十分な証拠を手に入れる事が出来ました。

出来上がった報告書を手渡すと、Kさんはすぐに夫に対して離婚請求を行いました。

この時、夫は多少の抵抗はみせたものの、Kさんが実家に戻る事には反対しませんでした。

そして、結局二人の離婚は成立し、Kさんは晴れて自由の身となったのです。

この様に、世の中には浮気調査をしたいと考えていても、本当に調査をしたい理由は別の所にある人が居ます。

また、探偵社が行えるのは浮気の事実を調べ、その結果を報告書にまとめて依頼者に渡す事だけ。そこから先の報告書の使い方は全て依頼者の手に委ねられています。

しかし、その使い方も一歩誤れば、依頼者が危険に巻き込まれたり、誰かが傷く可能性があります。

例えば今回の場合では、依頼者はDV被害を訴えていましたが、その問題を解決するために浮気調査の報告書を使用しました。

 

しかし、それも一歩間違えれば、DV夫を逆上させてしまう結果を生んでいた可能性があった以上、依頼者の用意周到な計画が功を奏したに過ぎません。

また、浮気調査の報告書を使っての脅迫や恐喝行為も同様に依頼者の身に危険を及ぼす行為なので絶対にやってはいけません。

つまり、報告書は使い次第ながら、誤った使い方をした時の責任も全て依頼者にあるということ。

調査報告書を作った探偵からすれば、自分が苦労して作った報告書は、できるだけ依頼者の幸せな未来のために生かして頂きたいものです。