実録系浮気調査:風俗嬢のストーカー

夜の街で働く方がというのは、常に男女のいざこざに巻き込まれやすいものです。

特にギャバクラや風俗等で男性を相手に商売をする方々は、男性からのしつこいアプローチを上手くかわしながら仕事をし続けなくてはなりません。

しかし、それも下手をすれば、ただのアプローチではすまなくなる事も珍しくはありません。

相談内容

今回ご紹介する相談者は北海道にお住まいのOさん(20代女性:風俗業)

Oさんは当時ススキノにある風俗店で働いており、お店でも非常に人気のある女性の一人でした。

そのため、常連客も大変沢山いらっしゃった様なのですが、その中の一人の男性からストーカー行為を受けているため警察に相談したものの相手にされず、困り果てた末に探偵社にご相談にいらっしゃったのです。

 

依頼内容

Oさんをストーカーしているという男性(以下対象者と記す)は、Oさんの勤務先である風俗店に2年程前から通い詰めているそうでした。

仕事は建設関係の事務をしているらしく、年齢は30代。体格は中肉中背で容姿も悪くなく、Oさんから見ても女性にモテそうな雰囲気があったといいます。そのためOさんも頃よく接客し、すぐに常連としてOさんを頻繁に指名しそうになった様です。

しかしある時から、突然Oさんに対して対象者は交際を申し入れてきました。これに驚いたOさんは思わず交際を拒否。プロであるOさんは、仕事でかかわる男性とは常に割き切って接する様にしていたのです。

所が、交際を断られてからというもの、なぜかOさんはお店に現れなくなりました。自分が交際を拒否したせいで店に来なくなったのかと思っていると、ある日の夜、自宅の前に突然対象者が表れたそうです。

驚いたOさんがインターフォン越しに「なぜ自分の家が分ったの?」と尋ねると、お店の人に聞いたといいます。そして、話があるので是非中に入らせて欲しいと懇願する対象者に恐怖を感じたOさんは「警察を呼ぶわよ!」といって、その場はOさんを追い払ったそうです。

 

しかし、すぐに電話で勤務先に確認するものの、対象者に電話番号を教えた人間は誰もいません。つまり、対象者は誰にもOさんの住所を聞いておらず、自力でその場所を見つけ出したということです。

その方法については正確に分かりませんでしたが、恐らく勤務先周辺で張り込みを行い、そこから出てきた対象者を尾行して自宅を割り出したのでしょう。

これに怯えたOさんはすぐさま警察に連絡しましたが、自宅に現れただけであり、相手が何処の誰かも分からない以上、対応のしようが無いため、相談のみに留まってしまいまったのです。

しかし、Oさんと同じ風俗関係で働く友人が、かつて顧客のストーカー行為によって恐ろしい目にあった経緯を聞かされていた為、万が一の場合に備えて探偵に相談をされたのです。

 

調査開始

今回の対象者は、本人の写真もなく、自宅も勤務先も正確に分かりません。

しかし、Oさんの自宅周辺を張り込んでいれば必ず姿を現すだろうと踏んだ私たちは、Oさんのマンションの管理人に協力を依頼し、監視カメラのチェックとともに、Oさんの自室のドアに隠しカメラを設置。さらにマンション付近に調査員を1週間に渡って配置し、自室周辺、もしくはマンション周辺に現れる不審者を確認することにしました。

すると、調査を開始してから4日目の夜、Oさんが勤務中で誰も居ない部屋の前に一人の男性が姿を現しました。

その男性は部屋の前で立ち止まると、すぐにその場を移動。そのままマンションを出て駅の方向へと歩いていきます。

 

これを確認した調査員はすぐさま尾行を開始。対象者は駅に入ったのち、札幌市の郊外にあるアパートの一室へと入っていったのです。

この後、すぐに現場に戻った調査員がOさんの自室の扉を確認すると、ドアノブに白いビニール袋が掛けられていました。ただ、勝手に中身を空ける訳にはいかないため、一旦状況を保存し、Oさんの了承を得てから中身を開封することにしました。

調査員と帰宅したOさんがビニール袋の中身を確認した所、そこには果物が数個と、手紙が一枚入っていました。

手紙には、Oさんの仕事が心配であることや、健康維持のために果物を取ることを進める文面、そして自分の愛情を伝える対象者の情熱的な文章がしたためられていたのです。

 

調査結果

ビニール袋を回収したあと、私達は部屋に仕掛けたカメラを回収しデータを確認した所、やはり部屋に前に現れたのはOさんの元常連客の対象者で間違いありませんでした。

その後、再び部屋の前に現れて、同様にビニール袋の食品を入れて置いていった対象者を確認。それらの証拠をもって再び警察に相談を行ったのち、マンションの管理人に対しても事情を説明し、対象者がマンションに現れた場合には注意して頂く様にお願いしました。

また、自宅がすでに判明していた為、対象者には本人に代わって警察から警告をしてもらう事になり、それが功を奏したのか、その後Oさんの身辺に対象者が現れる事は無くなったと言います。

ストーカーの対策方法

この様に、ストーカー行為も早い段階に対処すれば、相手がエスカレートして凶行に走るのを防げるかもしれません。

しかし、現状ストーカー規制法違反として相手を逮捕したり、保護命令を出してもらうには、命の危険を感じるレベルのストーカー行為が無くてはならず、被害者によっては「警察に取り合えってもらえない!」と訴える方も多いです。

ただ、もし警察が取り合ってくれなくても、探偵は常にストーカー被害者の味方です。もちろんお金は必要ですが、それも貴方だけの調査員を周囲に配置し、身の安全を守るためと思えば、決して無駄なお金ではありません。

また、ストーカー被害を受けているにも関わらず、費用の問題で探偵に依頼できない方も居るでしょうが、最近は自社ローンを組める探偵社も増えてきたので、仕事さえしっかりと行っていれば、ローンを組んで調査する事も可能です。

ともかく、命に代わるものなどこの世にはありません。警察に相談してもダメだったからと諦める必要もありません。ストーカー被害を食い止めるための方法は必ずありますから、ぜひ専門家に相談してください。