実録浮気調査:ヒモ男性の浮気

特に働くことはなく、女性のお金を目当てにして生きている男性のことを、世間では「ヒモ」と呼びますが、この様な男性の餌食に掛かったことのある女性はそう多くはありません。

むしろ、一般的で健全なお付き合いをしている男女の方が多い位ですし、よほどの事が無い限りヒモ男性には……と思っている方は、私から見ると非常に危険なサインを出している様に見えてなりません。

なぜなら、世のヒモ男性の中には実際には仕事をしている風を装いながら、その実、実際には何の仕事もせずに多くの女性からお金を集めることによって生計を立てている「プロのヒモ」と言われる人間が存在するのです。

 

そして、その様なプロ達はお主にヒモに対して寛容な女性よりも、むしろヒモに自分が掛かるとは思いもよらないような女性を狙い、自分に夢中にさせることによってお金を吸い上げる手腕に異常な程長けています。

また、手腕のみならず、その様な男性は軒並みそろってイケメンというのが当たり前。

貴方の王子さまは、実は顔だけのヒモ男だったなんて事が無いように、今回は実際にあったケースを踏まえてヒモ男からの脱出方法について学んでいきましょう。

 

相談者

今回ご紹介する相談者は都内にお住まいのWさん(女性・20代・公務員)

Wさんは都内の官公庁に努める第一種公務員試験に合格した、いわゆるエリート公務員の一人でした。卒業大学も全国有数の名門校で、非常にまじめ。将来を約束された完璧なキャリアウーマンと言っても差し支えの無い女性でした。

しかし、そんなWさんが探偵社に相談してきた時、声は上ずり、涙ながら同じことを繰り返し訴えるほどに取り乱していました。

 

依頼内容

Wさんの依頼内容は、現在付き合っている彼氏が浮気をしているのか、その事実を確認することでした。

Yさんの彼氏(以下対象者と記す)は、現在塾講師をしている都内在住の男性。特徴としては、まるで某アイドルグループに居てもおかしくない甘いマスクとスレンダーなボディ。さらにはトークも知的で柔らかく、まさに完璧で理想的な男性であったのです。

そんな男性とYさんが知り合ったのは、ある喫茶店で男性の方から声をかけられた事でした。常に勉強ばかりに掛かり切りになっていたYさんは、男性に初めて声を掛けられ驚いたものの、その物腰の柔らかさとユーモアのセンス、そしてなによりその見た目の良さに惹かれて何度か携帯電話でのやりとりをした後にデートをし、そのまま付き合う事となったのです。

 

それからというもの、Yさんの要望もあり対象者はすぐにYさんとの同棲生活を行うことになりましたが、それからというもの、しばらくは人生で生まれて初めてと言って良い程の甘く魅惑的な生活が続いたといいます。

しかし、そんな生活を送っていても、家賃はすべてYさんの支払い、さらには生活費から衣服の購入代までもすべてYさんが肩代わりしていたのです。

ただ、それでもYさんには不満はありませんでした。何より自分の事を愛してくれる男性が傍に居てくれることが重要であり、お金の問題など二の次だったのです。

 

ですが、そんな甘い生活も長くは続きませんでした。

ある日の事、対象者が帰宅してくると、その衣服から女性ものの香水の匂いがしました。まさかと思い、すぐに「もしかして、誰か女の人と会ってきたの?」と問いただしましたが、対象者は「塾には女性も居るから、だれかの香水の匂いが付いたんだよ」と答えます。本当にそうなのかと不安を感じたYさんは、その後こっそりと対象者の携帯を確認。しかし、携帯にはロックが掛けられていました。

これはますます怪しいと感じたYさんは、次第に対象者の行動に以下の様な不振点を見つけることとなります。

  • 仕事の時間が不定期
  • 夜間に戻ることが少ない
  • 実家の住所を教えない
  • 共通の友人を紹介してくれない
  • もう一台別の携帯電話を持っている

二台目の携帯電話について、対象者は塾から支給されている仕事用の携帯電話と説明していましたが、その電話相手とはなぜか敬語でしゃべっていたことがない点も、仕事ではなく浮気用に準備したもう一つの携帯電話である可能性が疑われました。

 

調査開始

今回の調査は、対象者の使用する車にGPSを設置し、依頼者からの指示が出た時点で、そのまま位置情報を開始に追跡し、浮気現場を押さえるという手法をとりました。

しかし、依頼者からの支持が出るまでのGPSの履歴を見てみると、いくつかの住宅街を定期的に行き来している様子がうかがえました。

そして依頼者からの支持のもと、数回に分けて調査を行った結果、そのいずれも浮気相手と思われる別々の女性と共に行動しており、それぞれの浮気相手の自宅に上がり込む様子を確認したのです。

 

調査結果

この調査の結果、なんとすべての調査において別々の浮気相手を確認し、最終的に4名の異性と交際している様子が確認できました。

この報告書を依頼者に手渡した処、激高のあまり我を忘れてすぐさま自宅に帰ると、そのまま対象者に報告書を突き付け、家を追い出したといいます。

 

さらに、それぞれの女性の元に出向き、対象者との関係を尋ねてまわった処、そのすべてに対して「誠実な交際」を行っていたことが判明したのです。

その後、対象者が一体どうなったのかは解りませんが、そうとう酷い目にあったでしょうね。

この様に、ヒモ体質の男性というのはすべての女性に対して「誠実な恋愛」を装って接触してきます。

さらにその相手は、出来る限り遊びなれていない、誠実そうな女性を狙うのもヒモ男性の手口であり、中には女性に対してお金の要求するケースもあるので、相当悪質なレベルであれば、結婚詐欺として訴えることも可能かもしれません。

 

ただ、今回のケースの対象者はお金を要求したことはありませんでした。仕事は確かに塾講師でしたが、その給与の大半は女性へのプレゼント、もしくはデート代や自分の趣味に使ってしまっており、生活費を支払うことができなかった様なのです。

そんな男性でも女性にモテるものなのかと不思議ですが、ヒモ男性というのはとにかく女性の人心を掌握する術に長けており、さらには嘘も上手。

本当に気を付けないと、だれでもその毒牙にかかる可能性があるのです。