実録結婚調査:熟年結婚の秘密

結婚調査とは、そもそも結婚によって受けるであろうリスクを避けるために婚約者の調査を行うために行われてきました。

しかし、そうした結婚調査によって多くのメリットを受けるのは、将来の長い若者だけではなく、熟年結婚においても同じようにメリットを受けることがあるのです。

ただ、熟年結婚によって受けるメリットは将来ではなく、近い将来、もしくは結婚後すぐに発生しやすいのは、すでに資産が固定かされてしまった二人だからこそでしょう。

ただ、それによって受けるデメリットも、結婚後即座に発生しやすく、場合によっては結婚によって大きく資産を失う可能性すらあるのです。

相談内容

今回の相談者は神奈川県にお住まいのOさん(自営業・男性・50代)

Oさんは神奈川県内で不動産業を行っており、親から継いだ不動産をうまく運用することが出来たため、相当な資産を抱える地方の名士でした。

 

そんなOさんの悩みは老後のことです。

Oさんは今まで結婚を2回繰り返してきましたが、その結婚はいずれも失敗してしまっており、お子さんは一人もいません。

このままではお金はあるものの、老後は孤独な生活を余儀なくされると感じたOさんは結婚サービスやお見合い結婚などに複数登録し、多くの女性と出会っていきましたが、どの女性もOさんと交際してもすぐに別れてしまうことが続いたといいます。

 

そんな時、Oさんが行きつけの飲み屋のママに相談してみると。

「それなら良い子がいるわよ」と、ママの知り合いの女性を一人紹介されたのです。

その女性は数年前に旦那さんと離婚した女性で、現在はシングルマザーとして夜の店で払いている女性でした。

そしてOさんはダメ元でこの女性を紹介してもらったのですが、すぐにその女性を気に入り交際を申し込むと、相手もそれに了承し交際がスタートしました。

 

その結果、Oさんはこの女性にのめりこんでいくようになり、ついに結婚を持ち出しすまでになったのですが、なぜか相手女性は結婚を躊躇。「もう少しまってくれる?」とだけ言われてしまい、Oさんと女性の関係はずるずると続いて行く事になります。

しかし、ある一件を機にOさんは「もしかしたら、自分は騙されているのでは?」と感じはじめ、ついに探偵社に依頼して事実を知る決心をされました。

 

依頼内容

Oさんが疑惑に駆られた一見とは、相手女性(以下対象者と記す)がOさんに対して借金の相談にやってきたことでした。

聞けば、Oさんの両親が現在ガンに掛かってしまったものの、そのお金が足りずに適切な医療を受けることができないため、即金で50万円を借りたいとのことでした。

 

これにはさすがにOさんも困惑しましたが、資産に恵まれたOさんは50万円を貸すことにそれほど抵抗がなく、ついお金を貸してしまったのだといいます。

しかし、それから度々対象者からお金を貸してくれと言われるようになり、ついに貸した金額は300万円を超えてしまいます。

 

ふつうなら、50万円のお金を求められた時点で怪しいと思うものなのですが、お金がある人にとっては愛している人間に50万円を貸すことは、一般人が2万円を貸すのと変わらない感覚でやってしまう人も要るから不思議ですね。

ただ、さすがに300万円まで行く可笑しいと気が付いたのでしょう。もしも間違っていた場合に備えて警察沙汰にはしたくないので、探偵社に依頼をして秘密裏に調査をすすめたいと考えた様なのです。

 

調査開始

この調査では、まずは対象者の周辺調査から行われました。

自宅周辺、勤務先、もしくは知人などに対してそうとは分からない様に聞き込み調査を行っていった所、以下の様な事実が浮かび上がりました。

  • 住所地に越してきたのは最近のこと
  • かつて結婚していた相手と子供が居た。
  • 親権は夫が持っている。
  • 実家が近くにある

これらの情報の中から、本人に対する情報をさらに手に入れるため、本人の実家を調べあげ、その周辺に対しても聞き込みを行った処、なんと本人の実家に幼い子供が帰宅する様子を確認したのです。

その子供は、対象者の子供と思われため周辺住民に対してさらなる聞き込みを行った結果、やはり対象者の子供であることが判明。

 

ちなみにその母親である対象者は、離婚後に実家に戻ってきたらしいこと。そして、現在母親は仕事のために実家を離れており、週末や平日の昼間などに度々実家を訪れている状況が確認できたのです。

つまり、この対象者は依然の夫との間にできた子供との親権を持っているということ。

さらに、その存在を対象者に隠している事実が判明したのです。

 

その他に、元夫である男性にたいしても聞き込みを行うことが出来たのですが、その男性は現在養育費の支払いを滞納している現状も判明しました。

また、両親はいまだ健在。対象者が言っていたような難病に掛かっている様子は一切ありませんでした。

 

調査結果

これらの調査結果を総合して出される結論は、この対象者は自分の子供を育てるためにお金が必要であり、そのために依頼者からお金を借りていたのでは?という推測です。

ただ、こうした調査の報告書には推測は書きません。事実を事実のまま、調査の結果得られたことを書くため、子供のためにお金を借りていたかどうかについては言及しませんでした。

 

しかし、報告書を受け取ったOさんは、その後対象者に詳しい話をした所、対象者は事実を認め、本当のことを話してくれたと言います。

それによると、やはり対象者は子供の育児のためにお金が必要であり、その事実を隠してOさんからお金を借りていました。

子供を隠していた理由は、連れ子であることがバレると嫌われてしまうと思ったからと述べていましたが、Oさんは「きっと始めからお金目的だったと思う」と悲しそうに述べていまいた。

 

結局、Oさんはこの女性からお金を返してもらう事なく破局してしまいましたが、この事例の場合、悪いのはやはり対象者の女性としか言いようがありません。

そして、初めから子供の存在を明かしていれば、Oさんから融資を受けつつ、結婚することも出来たかもしれません。

本当に、世の中というのは何が原因で詐欺師扱いをされ、何が原因で恋人を信用できなくなるかわかりません。

ただ一つ言えるのは、恋人同士でお金の借り貸しをするのだけは止めておいた方が良いという事。トラブルの元になるので、もしもお金を借りる場合には、決して嘘をつかないようにしてください。