実録浮気調査:整形美女の浮気

人は年老いると共に情熱を失って行きますが、中には年老いても新しいパートナーを探して恋愛を楽しむことが出来る人もいます。

しかし、愛情があれば、いくら年老いてもそこには激しい嫉妬や憎しみが付き物であり、その感情から人間が逃れることが出来ることは、もしかしたら不可能なのかもしれません。

相談者

今回ご紹介する相談者は関東圏在住のYさん(男性・60代・土木作業員)

Yさんには数年前からお付き合いをしている女性がおり、すでに内縁の妻として同棲生活を続けていました。

この女性(以下対象者と記す)は若い頃には飲食店で働いており、Yさんと知り合ったのは30代の頃。ただ、当時Yさんには別の奥さんいた為、恋愛感情にまで発展することは無かったといいます。

しかし40代半ばでYさんは奥さんと離婚。原因は奥さんが別の男性を好きになり、その男性のもとへと走ってしまった事でした。

この様な辛い経験をすると、人は異性を信じることが出来なくなります。

それはYさんも同じくことで、奥さんに裏切られたショックで数年間は立ち直れませんでしたが、その時から懇意にしていた対象者に色々と助けてもらった事からようやく恋愛感情が芽生えはじめ、ついに同棲生活を送るまでになりました。

ところが、最近になり、家に帰ると室内に不審点があったり、対象者の様子が不自然な点があるとの事から「もしかしたら、自分が仕事をしている間にほかの男性を家に連れ込んでいるかもしれない」という疑念に駆られ、事の次第をはっきりとしたく探偵社に相談したのです。

 

依頼内容

探偵社に相談したYさんの話によれば、具体的には以下のような不審点から対象者の浮気を疑ったとのことでした。

家の中の配置が変わっている

対象者が自宅に帰ると、なんどかゴミ箱の位置などが変わっており、ベットの近くに寄せられていたとのことでした。

そこでゴミ箱の中を確認してみると、幾つかの丸められたティッシュペーパーを発見。これを性行為の証拠を考えたYさんは、いまだにティッシュペーパーを保管しているとの事でした。

 

トイレの便座が上がっていた

普段からトイレの便座を閉じる用にしていたYさんでしたが、帰宅してトイレに入った時に、その便座が何故か上がっているのを発見しました。

これは誰か別の男性がここで用を足したと考えたYさんは、その場で対象者に「誰か客が来たか?」と尋ねましたが、対象者は誰も家には来ていないと証言。これにより、Yさんはますます対象者を疑うこととなったのです。

これらの証言だけを考えてみれば、確かに誰か別の男性を家に連れ込んでいる可能性は十分にあるでしょう。

しかし、対象者の年齢を考えると、さすがに室内に浮気相手と連れ込むとは考えずらいです。

また、この証言を得るために依頼者から何度か話を伺いましたが、話が2転、3転ことも多く、保存したというティッシュペーパーにしても、その中身をDNA鑑定するにまでは至っていません。

さらに、話を聞くうちに、対象者が現在精神疾患のため病院に通院している事実が判明。

これにより、対象者の浮気の可能性は限りなく低くなり、今度は依頼者の思い違いの可能性が高くなってきたのです。

ですが、こうした依頼者は決して少なくありませんし、過去に女性に裏切られたことによって受けた傷が、思わぬ形で自身の精神に悪影響を及ぼしている人間は、驚くほど沢山いるのです。

そして、中には強烈な被害妄想を抱くに至り、探偵社に各種調査を依頼してくる人もいるのです。

ただ、それでも探偵社の調査の結果、浮気の事実が無いと分かれば「やはり自分が間違っていたのだ」と安心できる人が居るのもまた事実であり、この案件も依頼者の強い要望により、調査を引き受けることとなりました。

 

調査開始

今回の調査では、勤務中の依頼者の自宅に対象者以外の人間が出入りしないか確認するため、2名による張り込み調査が行われました。

そして調査開始。対象者が自宅から出てきたあと、車に乗り仕事場へ出勤する様子を見送ります。

依頼者の勤務時間は夕方から朝の7時まで。張り込み場所は一戸建ての借家であり、出入り口は2か所。依頼者の話によれば、玄関からではなく窓からも出入りする可能性があると言われていたため、正面と裏手と側面の計3か所から、出入り可能となる一階部分のすべての位置を見渡しつつ張り込みが行われました。

時間夜間ということもあり、基本的には暗視装置を用いての張り込みとなりました。使用したのは暗視装置の中でも協力な軍用ナイトビジョン。星明かりだけでも昼間の様に周辺を見渡すことが出来るため、明かりのすくない住宅街の張り込みでも猫一匹逃しません。

しかし、そんな機材を用いても、やはり不審な人影は確認できません。

さらに1日、2日と調査を行いましたが、目視はおろか、録画したビデオにも依頼者宅を出入りする人影は一切認められなかったのです。

 

調査結果

この調査の結果、依頼者宅に対象者が浮気相手と連れ込む様子は確認できませんでした。

この調査結果を見た依頼者は納得が行かない様子でしたが、調査前の興奮した様子はなく、次第に冷静になっていく様子が見て取れた様です。

この様に、過去に大きな心の傷を負ってしまった人は、非常強い猜疑心にかられ、時には現実を直視できないほどの強い被害妄想に落ちってしまう人がいます。

その様な人達の多くは、パートナーとの関係によって精神状態が改善するかもしれません。ただ、あまりにも酷くなると精神病院に通う機会が増え、日常生活すら困難になり、時には傷害事件に発展することもあります。

そんな人達の猜疑心を解くために浮気調査を行うことは、実は探偵業界では意外な程多いものです。

 

しかし、調査は調査です。どんな時でも、浮気をしている人間が要る前提で行うのが基本。他の調査とやることは何ら変わりません。

ただ違う点を挙げるとすれば、その様な調査の場合は、常にビデオを回し続け、調査の間一秒たりとも逃さず現場の状況を映像で記録し続ける必要がある点でしょう。不明瞭な部分が少しでもあると、依頼者が疑念の余地を残してしまいます。

浮気調査といっても、こうして色々な効果を期待して依頼される方がいます。もしも不安を感じるなら、浮気をしていない証拠を得るために探偵に依頼するのも、また一つの方法なのです。