実録浮気調査:巧妙な浮気別居の手口

浮気をしている人間の多くは、自己保身の能力に驚くほど長けた人物が多いです。

例えば不倫関係にありながら、その関係を一切疑わせることなく関係を続けていくのは並み大抵の才能では不可能です。一般的な人間なら、必ずどこかで浮気がバレてしまい、不倫関係に終止符が打たれるはずです。

ところが、浮気をする人間の中には非常に頭が働くため、いかなるピンチすら切り抜ける人間が存在します。

それはまるで天才犯罪者。こちらがあと一歩で浮気の証拠が取れるというところで、見事なまでにこちらの動きを巻いてしまうのです。

そこで、今回はそんな天才的な才能を持っている浮気者を追ったケースをご紹介しますので、もしものための参考に御覧ください。

相談内容

今回の相談者は広島県にお住まいのYさん(40代・女性・介護士)

Yさんはの旦那さんは県内で働くサラリーマン。お子さんは一人で、お子さんは県内の名門高校校に進学したばかりでした。

また、Yさんも試験に合格して、こんどはケアマネージャーとして働くことも決定し、まさに順風満帆な日々が続くと思われていました。

 

ところが、そんな生活の中でなぜか旦那さんとの関係が次第に悪くなっていってしまいました。

詳しい原因についてYさんに自覚はないものの、はじめは本当に些細な理由だったといいます。その口論からというもの、旦那さんとYさんは徐々に気持ちが離れていくのがわかりました。

また、その間に旦那さんの影に女性の姿があることを感じ取ったYさんは旦那さんを攻めましたが、決定的な証拠はありません。また、旦那さんも浮気をしていないの一点張り。さらに口論が激しくなると「もう離婚だ!」と言い出し、そのまま家を飛び出していてしまったのです。

 

それから再び夫婦での話し合いの場が持たれましたが、そこでも話し合いは決裂。Yさんは旦那さんの浮気を一方的に攻めましたが、それも再びの水掛け論となってしまい、旦那さんの希望通り別居生活が決定してしまったのです。

それから、時折旦那さんの別居先などを訪れ話し合いがもたれましたが、それでも交渉は決裂。もはや離婚までまったなしの状態となっていたのです。

 

依頼内容

しかし、旦那さん(以下対象者と記す)訪れたとき、Yさんは室内で以下の様なものを発見したといいます。

 

2つめの歯ブラシ

対象者の室内に入り、ふと洗面台を見てると、そこにはなぜか2つの歯ブラシがありました。

その歯ブラシをみて「女と一緒に暮らしてるんでしょう!」と再び問い詰めたものの、やはり対象者は浮気をしていないの一点張りでした。しかしYさんは2本の歯ブラシから確実に浮気をしていると確信していました。

 

室内の綺麗さ

対象者の家に訪れたYさんは、その室内があまりにもきれいな事に驚いていました。

なぜなら、対象者は普段から仕事ばかりで掃除にまったく無頓着な男性。それが、別居を始めた途端にここまで室内がきれいになるなんて思いもしなかったのです。

 

そんな室内をみて、はじめは自分が居なくても生活できてしまう対象者に複雑な思いを抱いていたのですが、室内においてある消臭剤を見た時「これは、もしかして女性が掃除をしていたのでは?」という疑いに駆られたのだと言います。

ただ、今回のケースではその他の物的証拠、もしくは状況証拠は一切そろっていません。

さらに浮気相手に対する事前情報も無し。ただ、依頼者が対象者と長年共に生活してきた経験と勘のみが頼りと言わざるを得ない状況です。

 

しかし、こうした依頼者の直観は第三者が見ると大変心もとないですし、ましてや裁判の証拠になることはありません。

しかし、浮気調査を依頼する理由としては十分であり、このような直観こそが真実を見抜いていることが良くあるのです。

 

調査開始

今回の調査では、はじめに事前調査として自宅から出てくる対象者の姿を確認したのち、本調査として勤務先から帰宅するまでの行動調査を行う事となりました。

はじめに事前調査をおこなうと、マンションから何名もの人間が出てくるものの、対象者の姿はなかなか現れません。

その間に建物の様子を撮影したり、マンションに出入りする住人などの様子を撮影。こうした写真も、のちの調査に役立ったり、報告書の作成に必要になることもあります。

 

そして、ようやく対象者が出てきて、マイカーを使用して出勤。その様子を確認したあと、その日の夕刻より勤務先から本調査が開始されました。

勤務先で張り込みを開始している最中、ここでも出入りする人々の様子を撮影。

これも報告書の撮影のために必要な作業なのですが、そうしてシャッターを切っていると一人の女性が出入り口から出てきて駐車場方面に向かって歩いていきます。

その顔を見たとたん、私はピンときました。

そして、すぐに無線機を使って現場の調査員たちに伝えます。

「今出てきた女、今朝の張り込みでも見たぞ」

『え?』

「だから、たぶん対象者の所に泊まってたんだ」

その女性が敷地に向かい、駐車されていたコンパクトカーに乗車して発進。のちに確認した所、その車も事前調査の際にマンションの敷地で確認されていました。

 

これは浮気相手に間違いない。

そう考えた私たちはすぐに二手に分かれ、1名はその女性を、残りの調査員は現場に残り対象者が出てくる様子を確認していました。

その結果、やはり女性は対象者が住むマンションに車を駐車。

そのままオートロックキーを使用してマンションに入っていきます。

ここで、対象者の部屋に入る瞬間を抑えられればラッキーだと思い、私は事前調査で確認していた対象者の部屋のドアが見えるポジションに移動し、その女性を待ちかまえました。

しかし、その女性は対象者の部屋ではなく、その隣へ・・・。

 

これは間違えたかな?と思いましたが、勤務先の人間の隣に偶然引っ越す確率を考えれば答えは簡単でした。

それから1時間後、対象者が帰宅。

すると、同時に隣のドアが開いて女性が出てきたかと思うと、そのまま隣のドアをチャイムを押すことなく入室。そのまま朝まで自室に戻る様子はなかったのです。

 

調査結果

この調査の結果、対象者と浮気相手は隣り合った別々の部屋に住んでいたものの、半同棲状態である様子が確認できました。

もしも探偵が調査を行わなければ、まさか依頼者が隣の女性を浮気をしているとは気が付かなかったでしょうし、普通に調査をしていたらこの女性が浮気相手であることにすら気が付かなかったかもしれません。

そう考えると、やはり依頼者の直感がすべてを見抜いていたのかもしれません。

やはり、奥さんの目はいつでも正しいものですね。