実録浮気調査:スナックママとの浮気旅行

浮気調査の中でもかなり厄介なのが、遠距離を移動する対象者の調査です。

こういう調査では、主に浮気相手との旅行を追跡することが多く、観光地などに向かうことが多いですね。

浮気旅行に向かった対象者を追うこと自体はそう難しくはありません。浮気相手と誰の目にも気にせず浮かれている事が多いので、対象者の警戒心が下がることが多いです。

ただ、あちこちに移動する対象者を追いかけたり、宿泊場所を確保するのが非常に難しいこともあり、その調査は大変忙しいものとなります。

相談内容

今回ご紹介するのは北海道在住のBさん(女性・60代・自営業)

Bさん夫婦は野菜農家を営んでおり、長年一緒に苦労しながら生きてきました。

しかし、Bさんには十数年前から悩みがあり、その問題のせいで長い間ストレスに苦しまされてきたのです。

その悩みとは、長年にわたって続けられたBさんの不倫でした。

不倫相手は、なんと関西在住のスナックのママでした。

その女性との出会いはある研修旅行で大阪に訪れた際であり、関係が続いたのは、なんと30年以上。その間、不倫相手の女性には年に一度友人たちとの旅行と偽りながら会いに行き、それ以外のやりとりは手紙で交流を深めていたという、大変古風な不倫関係を続けてきたのです。

しかし、そんな関係も60代になると流石に続けることが出来なくなり、Bさんはついに旦那さんに不倫の証拠を突き付け、離婚請求を行うことを決意したのです。

その後、Bさんお子さんらと話し合いを行い、離婚の了承を取った所、お子さん達から「離婚するなら探偵に頼んで証拠を手に入れた方が良いのでは?」と提案された為、探偵社へ相談しにやってきたのです。

 

依頼内容

今回の依頼では、すでに対象者が不倫相手に会いに行く日取りが決まっていました。

また、向かうのも大阪で、数日前から大阪行きのチケットを購入していることも判明。関空で本人を待ち伏せすることになりました。

ただ、その後依頼者からの情報によると、対象者と浮気相手は大阪で接触した後、その足でさらに別の場所に旅行に行く様子が判明したのです。

 

調査開始

今回の調査では、対象者達を迎えるために大阪支社の調査員2名と、本部から1名が現地で本人を待ち伏せました。

ただ、本人が本当に飛行機に乗るのか確認するため、調査当日に自宅から飛行場に向かう対象者を調査員1名で確認しました。

そして、調査員から対象者が予定通り空港に入ったと連絡が入り、私たちも空港で対象者を待ち伏せました。

正午過ぎ。ついに対象者の乗った飛行機が到着する時間になりました。

やってくる予定のゲートは2つあった為、私たちは2か所に分かれて本人を待ち伏せます。

しかし、なかなか本人はやってきません。

まさか飛行機に何かトラブルでもあったのか?と運行状況を確認しようとした時、別のゲートを見張っていた調査員から連絡が入ります。

 

「対象確認、ゲートを出て駅方向に移動中」

 

連絡を受け、私も急いで駅へ向かうと、ちょうど切符を購入する対象者を発見し、尾行に加わりました。

対象者は電車を乗り継ぎ、大阪駅に到着。

すると、駅の構内で携帯電話を操作し、だれかと連絡を取りながら大阪駅行内を迷いながら歩いていきます。

そして、ついに問題の浮気相手と接触。

接触した女性は対象者と同年代程の女性で、二人は楽し気に話をしながら喫茶店に入って食事。私たちは店の外で二人が出てくるのを待ちます。

そして、食事を終えた二人が店から出てくると、そのまま駅に戻り、京都方面の切符を購入したのです。

 

そのまま二人は公共交通機関を乗り継ぎ、本当に京都までやってきてしまったのです。

こんな時、力強いのは京都での調査が豊富な現地の調査員です。

対象者同様、京都の地理に詳しくない私は現在地をなかなか把握することが出来ず、その後の行動についての予測も立ちづらかったのですが、現地に詳しい大阪支社の2名は見事なコンビネーションで的確な距離を保ち尾行を行っていきます。

そして、二人はいくつかの寺院を見て回ったあと、古風な旅館に宿泊する様子を確認。私たちは近くの観光客風の茶屋に腰かけながら、観光客を装ってお茶とお団子を頂きながら張り込みをしていましたが、この時はまるで江戸時代の岡っ引きの張り込みをしている様な感覚でした。

 

「これからどうします?」

「そうですね、本部に連絡して確認しましょう」

 

と、大阪支社の2名に問われ、私は本部に連絡し今後の調査計画について確認しました。

その結果、周辺に適当な宿泊施設が無いこと、さらに空いていたのが本人達の宿泊する旅館のみであったことから、そのまま対象者達と同じ旅館に我々も宿泊することが決定しました。

実は、旅行に行った対象者達を調査するのに、同じ宿泊先を利用するのは非常に有効な手段です。旅行に行っても旅館から出てこない人間も居ますし、旅館内での宿泊状況(同じ部屋に宿泊している様子の確認)または食事の風景などを確認することで、より詳細な証拠を取ることが可能になるのです。

その結果、同じ宿泊場所に宿泊して、旅館内での対象者たちの動きも確認した後に就寝。

翌朝、朝食上で食事をする対象者達の姿を確認しながら私たちも同じ食事を取、旅館から出て再び京都観光を行う対象者達の様子を捉えた後、調査終了となりました。

 

調査結果

この調査の結果、対象者と不倫相手が旅行に出かけ、同じ宿泊場所の同じ部屋に宿泊する様子を確認しました。

こうした証拠は、浮気相手宅に出入りする様子を捉えるよりも不貞行為の証拠として効果が強いことが多いです。

なにせ、不倫相手と二人で旅行に出かけて、同じ部屋にまで泊まっていますからね。浮気相手宅に入っておいて「仕事の相談を聞いていただけだ」という言い訳をする人がいますが、不倫旅行となればもはや言い訳のしようがありません。

この調査結果をもって、Bさんは旦那さんとの離婚を決意。

実はすでに旦那さんとは別居状態(お子さんの家にやっかいになっているとの事)であるため、そのまま新しい住居を探して、離婚が成立するまでに新しい生活をスタートするつもりだと仰っていました。