実録浮気調査:高架下の不倫

不倫という言葉の本当の意味をご存知でしょうか?

もともと、不倫は男女の関係を表す言葉ではありません。

不倫という文字を分解してみると、そこには「不」と「倫」という二つの文字に分解できますが、「倫」とは、人としての生きる指標を指し示す言葉であり、「不」とは、その道が存在しないということ。

つまり、不倫とは人としての道を踏み外す行為をさしており、犯罪や裏切りなど、ありとあらゆる非道徳的な行為を指し示す言葉でした。

この言葉が男女関係の間に使われる様になったのは三島由紀夫の小説が始まりだとされていますが、既婚者の恋愛というはそれだけ道を踏み外した行為だということです。

それゆえ、不倫カップルは基本的に人目を避けてデートを重ねます。

特に社内不倫や近隣の人間との不倫を行い

人に目を隠れて逢瀬を重ねるというのは恋心をより燃え上がらせるもの。いけないとは分かっていても、泥沼の不倫にズブズブとはまってしまうのも時間の問題です。

 

相談内容

近藍の相談者は東京都在住のAさん(30代・男性・会社員)

Aさんは都内のIT関連の企業に勤めており、奥さんは別のIT関連の企業に勤めています。お子さんは1人おり、当時は小学5年生でした。

Aさんの生活には特に目立った問題はありませんでした。

年収も平均的であり、奥さんの年収もあるので、お金に困ることもありません。

また、Aさんの証言によれば、奥さんとの間に目だったトラブルも無し。教育方針における問題について些細な喧嘩があったようですが、それも夫婦間のトラブルとしては問題がある方ではありませんでした。

しかし、最近奥さんの行動について不信な点がみられはじめ、旦那さんは不安は不安が募りはじめていきました。

その悩みを他人に打ち明けることが出来ずにいたAさんでしたが、ついに堪えきれなくなり探偵社に相談しました。

 

依頼内容

探偵社の相談員との面接になっても、自分の悩みを曝け出す事に抵抗があったAさんでしたが、ベテラン相談員との会話を続けていく内に、次第にAさんの奥さん(以下対象者と記す)の行動に以下の様な不審点がみられた事がわかりました。

 

良く友人と飲みに出かける様になった

以前まで特に飲みに行く事も少なかった対象者でしたが、最近になって友人と一緒に出掛ける事が多くなったと言います。

それも初めのころは月に1回程度だったので、Aさんもたまには息抜きも必要だと感じていましたが、それが次第に回数が増え、最終的には週に2~3回は仕事終わりに飲みに行くようになっていきました。

この頃になると、さすがにお酒を飲みすぎじゃないかと対象者を窘めたのですが、対象者は「自分で稼いだお金で飲んでるんだから文句を言わないでちょうだい」と言い放ったのだそうです。

 

家にいてもLINEのやりとりを頻繁に行うようになっていった

仕事をとても大切にしていた対象者は、家でも仕事をすることが多く、LINE を使って社内の人間と自宅でやりとりする事も多かったそうです。

しかし最近、旦那さんがテーブルに置かれていた奥さんのスマホを偶然見た所、その相手との内容が仕事とはまったく関係無いどころか、明らかに異性との親しげな様子が見てとれたといいます。

ただ、携帯の中身を見ることに抵抗を覚えたAさんは、そこまで深く中身を見ることができませんでした。

しかし暫くすると、対象者の携帯電話にロックが掛かっていることを発見。おそらく、LINEに勝手に既読がついてしまった事で、奥さんが旦那さんの動きに感付いたとAさんは言います。

 

ただ、これだけの証拠があれば、普通は衝動的に奥さんを問い詰めてしまうものですが、Aさんは対象者を問い詰めることが出来なかったと言います。

その理由について、Aさんは「現実を見るのが怖いんだと思います」と、少し自嘲気味に笑いながら仰っていましたが、そう考えるのは誰でも同じこと。誰だって、自分のパートナーが自分を裏切っていることなんて信じたくはありません。

しかし、こうして余計な詮索をせずに探偵社に依頼をしてもらうことは、探偵にとってはとても有難いことです。

実は依頼者が対象者を問い詰めてしまうと、対象者が警戒心を高めてしまい、場合によっては調査前に探偵の存在に気が付いてしまう事もあります。

ただ、今回はAさんが対象者を問い詰めてはいないため、対象者の警戒心はそこまで高くないと判断。調査員2名、調査期間2日で通常通りの浮気調査を行うことになりました。

 

調査開始

本調査の開始地点は対象者の勤務先からスタートすることになりました。

張り込みを開始していると、すぐに対象者が出現。勤務先から駅の方へと歩いて行きます。

しかし、そのうちに高速道路の高架下に入った直後、暗がりの中でスっと、まるで幽霊の様に姿が見えなくなりました。

 

まさか、見失ったのか?

と、心中穏やかではありませんでしたが、もしも対象者がカウンターテイル(逆尾行)を狙っている場合、突然走り出して周囲から浮くのは得策ではりません。

そこで、歩調を変えずに高架下を歩き、対象者が消えた地点でそれとなく周囲を見回すと、対象者は高架下にある柱の陰にもたれかかりながらスマートフォンを操作していました。

こんな所で、一体何をしているのか?

そう思いながら、離れた場所から対象者の監視を続けていると、10分ほどして高架下に男性が一人入っていきました。まさかと思いカメラを回すと、その男性はやはり対象者の隠れている柱の陰に入っていきました。

 

調査結果

この調査の結果、両者が高架下で密会している様子を確認できました。

高架下から出てきたあと、二人は飲食店に入ったのち、そのまま付近のラブホテルで2時間を過ごしたあと帰宅。不貞行為の証拠が一日目で取れたため、のこり6時間を余す形で調査が終了することになりました。

高架下での密会の様子と、男性が現れた方角からして、おそらく浮気相手は対象者の同僚である可能性が濃厚でしたが、Aさんが奥さんを問いただした所、やはり浮気相手の男性は会社の上司であることが判明。Aさんはこの証拠をもとに、浮気相手の男性に慰謝料請求を行ったといいます。